2020年5月に起こった笑気ガス(亜酸化窒素)からの事故により
副首相からの指導で改正麻薬防止法の修正が行われている。
これに伴い、各種薬品ライセンスの許可等が非常に厳しくなっており
ライセンス発効が遅れる状況となっている。
元々が医薬品局管轄であった亜酸化窒素がこの修正で警察官庁の
管理に変更になる予定で、食品業界等、亜酸化窒素を使用している業界への影響が懸念される。
また、各省庁にて麻薬前駆化学物質、兵器に使用される化学物質の取り締まりに対して
警察の権限にて立ち入り調査が行われており、バクニン省では6月までに
2019年、2020年の取引実績、許可証をすべて提出するようにレターが出されている。
麻薬類、前駆物質を輸入、輸出できる期間・組織は以下の該当するものに限る
1.医療、分析、試験および科学研究に使用するため保険省が許可した企業
2.製造に使用するため、商工省が前駆物質の輸入を許可した企業
代表的薬品
硫酸、アセトン、トルエン etc...
また、この麻薬前駆物質以上に兵器転用の可能性のある化学物質に対する
摘発が各省で行われており、ボンドの中にこの薬品が数%まざっていた為
厳しい罰則が科された事例も出ている。